「食べてみたい」と思うご当地うどんのグランプリを決めるウェブ投票「全国ご当地うどんサミットin今年はオンライン」が11月11日、「全国ご当地うどんサミット」の特設サイトで始まった。
国産小麦の普及とご当地うどんの再発見を目指して2011(平成23)年に滋賀県東近江市で始まり、3年ごとに開催地を変えながら開催している「全国ご当地うどんサミット」。初開催から2019年までの9年間で、全国各地から37店舗、101種類のご当地うどんが集結。提供した総うどん数は24万杯を超え、51万4000人を動員した。
新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止となった今年、事務局は記念すべき第10回大会へ「つないできたバトンを次へ渡したい」とこれまでに出店したご当地うどんや受賞ご当地うどん、歴代グランプリを紹介する特設サイトを公開。オンライン上でも「うどん愛」を温めるべく、「食べてみたい」と思うご当地うどんのグランプリを決めるウェブ投票を行う。
参加するのは、「ツヤよし、コシよし、ネバリよし」の「三方よし」の近江うどんと近江牛のコラボで初代グランプリに輝いた滋賀県東近江市の「近江牛うどん」や、アサリのうま味が凝縮しただしとモチモチ食感のうどんで第3回グランプリに輝いた愛知県蒲郡市の「ガマゴリうどん」をはじめ、岩手県釜石市の「岩手のじゃじゃ麺」、宮城県気仙沼市の「気仙沼ふかひれうどん」、三重県松阪市の「伊勢うどん」、大阪府堺市の「大阪名物たこやきかすうどん」、福岡県福岡市の「元祖ごぼ天 乙ちゃんうどん」など40種のご当地うどん。熊谷広域圏からは深谷市の「武州煮ぼうとう」、熊谷市の「熊谷うどん」、鴻巣市の「こうのす川幅うどん」が参加する。各ご当地うどんページに設置された「食べてみたい!」ボタンを押下すると1日1回投票でき、その得票数を競う。
2019年熊谷開催の実行委員長、松本邦義さんは「今年の『全国ご当地うどんサミット2020』は愛知県蒲郡市で開催予定だったが、コロナにより中止。しかし、これで『全国ご当地うどんサミット』が終わったわけではない。うどんが食べたいと願う『うどん愛』を込めて、今年はオンラインで『ご当地うどん』を応援してもらえれば。再来年の蒲郡大会で再会を期するためにもお願いしたい」と話す。
投票受け付けは12月11日まで。グランプリ、2位、3位を発表する。