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熊谷花火クラファン目標達成 さらに打ち上げ場所増やし、ライブ配信も

ネクストゴールに向けて、感謝と支援を呼び掛けるスタッフ

ネクストゴールに向けて、感謝と支援を呼び掛けるスタッフ

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 熊谷市で5月29日に開催する花火大会「いまこそスクマム ステイホーム(だけど)花火大会」を支援するクラウドファンディングが現在、行われている。

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 2019年に70回目を迎えた「熊谷花火大会」。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止した。今年は感染拡大の状況を考慮し観覧席や駐車場は設けず無観客で5分程度の短時間で行う。打ち上げ場所を市内各地複数箇所に配置、分散することで自宅や公園など恒例会場から離れた場所から花火を見てもらい密を避けるなど対策を講じる。

 クラウドファンディングで協力を呼び掛ける熊谷市観光協会(熊谷市宮町、TEL 048-594-6677)は、「いまこそスクマム」を掲げ、資金提供元の市内事業者は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けているとして、「この花火が皆様の勇気や希望となるよう、また、医療関係者の方々へ感謝の気持ちと新型コロナの収束に向け、心を一つにして祈りましょう」と呼び掛け、事業者だけでなく市民や熊谷を応援する人々に力を借りたいと立ち上げた。

 2月26日に始まり、開始から10日で目標の50%を超え、終了日より12日前の3月19日には目標の150万円を達成。支援者からは「すてきな企画をありがとう」「今年は無理かなと諦めていた。花火を楽しみにしている」といった感謝の言葉や期待する声、「ネットニュースで、熊谷花火大会開催というのを見ただけで、なんだか元気になった」「熊谷が元気でありますように。離れていても熊谷の花火を楽しみにしている」などの応援メッセージが寄せられている。

 既に目標金額に達成したものの、多くの市民や遠方からの支援者に向けて、「さらに打ち上げ場所を増やしライブ配信を計画したい」とネクストゴールの300万円を目指している。観光協会の時田隆佑さんは「花火を見ながら熊谷への思いを深め、人と人、過去から未来へ『つながる』、そんな花火大会にしたいと考えている」と支援を呼び掛ける。

 受け付けは3月31日まで。

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