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東松山に埼玉初「アピアランスケアステーション」 見た目と暮らし支える

「美容室だから話せる悩みに寄り添う」と眞子さん。

「美容室だから話せる悩みに寄り添う」と眞子さん。

 美容室「けあるーむKAMI結(かみゆい)」(東松山市幸町、TEL 090-2464-4849)が6月4日、「アピアランスケアステーション」をオープンした。

治療前後を見据えた予防美容・アフターケアメニューを提供する美容スペース

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 「美容室だから話せる悩みに寄り添う」をコンセプトに掲げる同店。抗がん剤治療による脱毛や乳がん術後の見た目の変化、病気や障害、加齢などによる外見の悩みに対応する。

 店主の眞子桂子さんはウィッグの知識やヘッドスパなどを学び、2015(平成27)年にランブス医療美容認定協会が認定する民間資格「医療美容師」を取得。同年から「家族丸ごとケア」をテーマに訪問美容を始め、在宅療養中の人や高齢者、障害のある人などの元へ出向いてきた。訪問美容で、「どこへ相談したらいいか分からない」「病院では見た目の相談まではできない」との声が多く、ウィッグや術後下着などを網羅的に相談できる場所の必要性を感じて新店オープンを決めた。店舗面積は約31平方メートル。

 店内は、美容スペースとコミュニティースペースに分け、美容スペースでは医療用ウィッグの販売やメンテナンスのほか、頭皮スコープ、頭皮洗浄などを組み合わせた「頭皮エステ HMリラックス洗浄」(9,500円)、治療前後を見据えた予防美容・アフターケアメニューを提供する。

 コミュニティースペースでは、医療用ウィッグ、乳がん術後ウエア、片胸用ブラ、人工乳房、むくみケア用靴下、ネイルシール、吸水性の高いタオルなど、頭部からボディーケアまでさまざまなアイテムを展示する。胸元が見えにくいデザインや肌当たりの優しい術後下着、入浴中も着けたまま洗えるターバンなど、患者の声から選んだ商品を実際に手に取って確かめられるようにし、ウィッグや術後ブラなど自治体の助成対象となる製品については、市町村ごとに異なる補助制度を個別に紹介。オーダーメードの人工乳房は、専門スタッフと連携し店内で採寸が受けられる体制を整えた。

 眞子さんは「専門メーカー品だけでなく、100円ショップやドラッグストアで購入できる前髪パーツ、ターバン、ネイル用品なども活用例で紹介している。悩みは1人1人違う。その人の生活に合った選択肢を提案したい。隠すことだけにとらわれない。ここに来れば、必要な情報や『これが欲しかった』と思えるアイテムに出合える場所にしたい」と話す。

 初回は「けあるーむKAMI結」サイトの申し込みフォームで受け付ける。「カウンセリング」(30分=4,000円、ウェブ相談可)、「心のお悩み相談」(60分=8,800円)も用意する。

 眞子さんは「医療美容師の勉強会や患者会などをこの場所で開き、医療美容に携わる美容師のスキル向上と地域連携を強化したい。アピアランスケアステーションとして、がんサバイバーと家族、支援者が安心して集まり、見た目と暮らしの不安を一つずつ解消していける場にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~18時。

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