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アズ熊谷に駅の商店街「装う“so”」 小さな挑戦を応援する地域拠点、カフェも

駅ビルに、誰もがチャレンジしやすい環境を整える

駅ビルに、誰もがチャレンジしやすい環境を整える

 駅の商店街「装う”so”(そう)」が5月23日、JR熊谷駅直結の駅ビル「アズ熊谷」6階フロアにオープンする。

「装う“so”」誰でも熊谷駅に店や拠点を持つことができる、カフェ併設の施設

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 「駅の商店街」「小さな挑戦を応援する」をコンセプトに掲げて、個人やクリエイターが駅ビルに店や拠点を持つことができるよう整備した同施設。フロア面積=132.74平方メートルに、約1坪の出店区画「UNIT」、無人でクラフト作品を展示販売する「BOX」、コワーキング利用や飲食店のポップアップ出店も可能な「カフェ」(16席)を設ける。

 「UNIT」は、全8区画のうち4区画がオープン。ハンドメードとレディースアイテムの「ayatori me(アヤトリミー)」、世界61カ国を旅した店主がチャイを販売する「タイニードット ゲストハウス準備室」、包丁販売と映像制作の「Yui(ユイ)」、「はり灸yosuga(ヨスガ)」が出店する。「BOX」は全23区画にクラフト作家らの作品が並び、通常ネット販売が中心の作家の作品を実際に手に取ることができる場所として運営する。

 カフェは、水曜以外、本庄デパートメントのメンバーが常駐し、浅いりコーヒーや季節の無農薬果物を使ったクリームソーダ、軽食などを提供するほか、出店希望者やクリエイター、地域のプレーヤーが情報共有したり相談したりできる、コミュニティーカフェの役割も担うという。

 23日のオープン日には、隣接するプレイスホールで「オープニングマーケット」を開く。焼菓子や軽食の販売、写真展示やフォトブース、苔(こけ)テラリウムのワークショップなど、熊谷・本庄エリアを中心に活動する店など11店が出店予定。

 運営は、東日本旅客鉄道高崎支社、本庄デパートメント、高崎ターミナルビル、JR東日本スタートアップ。高崎ターミナルビル社長の有座邦雄さんは「駅ビル=便利に買える場所、だけでは差別化が難しい。ここで買いたい、あなたから買いたい、と感じてもらえる関係性や体験価値の文脈づくりが重要」と話す。

 JR東日本高崎支社長の樋口達夫さんは、高崎線沿線北部が高齢化や人口減少などの課題を抱える中、2024年から本庄デパートメントと行ってきた起業家支援「高崎線リカレントスクール」を紹介。「当施設への出店が卒業生にとってビジネスのきっかけとなり、小規模ビジネスの魅力で遠方からの来訪者も引きつける効果に期待する」と話す。

 本庄デパートメント代表の早川純さんは「行政が水道や公共施設といった生活インフラを担うのに対し、私たちはチャレンジするインフラを手がけたい。熊谷・埼玉北部で、人が集まり育ち、地域の課題や文化を解決し得る仕組みとして機能させ、暮らしを別の角度から豊かにする基盤にしたい」と話す。同代表の大橋千賀耶さんは「駅ビルのようなハードルの高い場所の前に、第一歩を踏み出せる場を用意することが狙い」と話す。「ローカルプレーヤーが駅で実践できる環境を整え、1年後には街中や駅ビルの空き区画への展開につなげたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~18時。定休日はアズ熊谷に準ずる。

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