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埼玉親善大使「AEA」がワークショップ 「熊谷うちわ祭」テーマに

熊谷祇園会から特別ゲストを招いて行われたワークショップ(クマガヤプレイスホール)

熊谷祇園会から特別ゲストを招いて行われたワークショップ(クマガヤプレイスホール)

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 埼玉親善大使のNPO法人「AEA(All Education Academy )」が6月19日、熊谷市内で「熊谷うちわ祭」をテーマにワークショップを行った。

登壇した令和4年度年番町鎌倉区祇園会支部長の猿田さん(左)と送り年番町荒川区祇園会支部長の吉田さん(右)

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 AEAは今年2月、埼玉県から埼玉グローバル賞を受けたほか、親善大使に任命された。行政や大学、民間企業など各機関と連携して子どもたちが英語や異文化に触れる機会をつくり、海外に関心を持つ人材を育成している。これまでに「全国ご当地うどんサミット」や「ラグビーワールドカップ」で外国人観光客向けに道案内やガイドを行ったり、東京五輪・パラリンピックの出場選手とオンラインで交流したりするなど地域と世界をつなげる活動を行ってきた。

 2017(平成29)年から「熊谷うちわ祭」に訪れた外国人観光客をボランティアガイドでもてなし、埼玉の魅力を伝える活動を行っていたが、新型コロナ禍のため一昨年、昨年に続き今年も観光客を招待できない状況となった。AEAは「自分たちにできることを」「海外の人たちが日本に来る近い将来に向けて準備しよう」と、「熊谷うちわ祭」を世界へ発信するためのワークショップを開くことにした。

 全4回開催の2回目。AEAの子どもたち17人が参加し、祭り関係者を招いて祭りのスケジュールや内容、コロナ対策はどうなっているかなどの事前確認を中心に行った。熊谷祇園会から特別ゲストとして登壇した年番町鎌倉区祇園会支部長の猿田淳さんと送り年番町荒川区祇園会支部長の吉田雄介さんは、「祭りの準備はいつから始まりますか」「人形はなぜ山車の上に乗っているの」「出店はありますか」「動画や写真を撮ってもいいの」「おみこしは何人で担ぐの」「どうしてたたき合いをするの」「コロナ対策でマスクはしますか」など、子どもたちからの質問に丁寧に答え、祭りを行う意味や巡行祭とは何か、なぜおはやしをにぎやかに盛り上げるのかなどを説明した。その後、「配信グループ」「取材グループ」に分かれて各自の興味を深めるための方法を話したり取材方法を学んだりした。急きょコミュニティーラジオ「FMクマガヤ」にもゲスト出演、活動を紹介した。

 熊谷うちわ祭は全5日間執り行われる祇園祭で、来場者が祭りを見られるのは毎年7月20日~22日の3日間(19日、23日は神事で非公開)。2020年から2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で神事のみとしたが、今年は規模縮小ながらも祭りを行う。猿田さんは「21日の巡行祭には3年ぶりに12基の山車・屋台が勢ぞろいする。コロナ禍で積極的に来場を勧められないのは心苦しいが、熊谷の祭りの特徴であるおはやしの迫力を感じてもらいたい」と話し、吉田さんは「巡行祭には八坂神社からお連れした神様の威光を地域の人たちに授けられるよう山車・屋台で町内を巡るという意味がある」と説明した。コロナ対策のため、祭りの全関係者は開催1週間前から検温提出するなど徹底した感染対策を講じるという。熊谷祇園会副会長の新井健二さんは「各町で対応は異なるが、今年は山車を引いてもらったりおはやしの体験をしてもらったりするのは難しいと思う。まずは山車・屋台を見てもらい、近年聞けていなかったおはやしを聞いて祭りを感じてほしい。巡行ルートを開示している町もある。各町が発信している情報を確認してもらえれば」と話した。

 次回の活動は「熊谷うちわ祭」当日。AEAの子どもたちは「埼玉親善大使」の腕章を着けて、祭りに密着取材を行う。赤井由紀子代表は「熊谷のうちわ祭の素晴らしさを子どもたちと一緒に学び、世界中の1人でも多くの人に知ってもらえる発信につなげて地域を盛り上げていきたい」と意気込む。

 活動の成果発表は8月21日、オンラインで「熊谷うちわ祭」を世界へ発信する。

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