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行田・古墳公園に「観光物産館さきたまテラス」 行田の餃子、わたぼくソフトも

さきたま古墳公園内にオープンした「観光物産館さきたまテラス」。オープンセレモニーの様子

さきたま古墳公園内にオープンした「観光物産館さきたまテラス」。オープンセレモニーの様子

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 「観光物産館さきたまテラス」(行田市佐間、TEL 048-501-7407)が4月1日、さきたま古墳公園内にオープンした。

行田市観光PR隊「忍城おもてなし甲冑隊」と行田在来青大豆キャラクター「行田豆吉」もオープンに駆け付けた

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 さきたま古墳公園内、県立さきたま史跡の博物館西側を整備した「にぎわい広場」に立つ平屋建ての同テラス。店舗面積は約150平方メートル。地場産品や軽食の販売、観光案内を行う。行田市の新たな観光拠点として、行田おもてなし観光局と行田市が整備。店舗を中心にイベントスペースやキッチンカーの出店スペースを設け、県と市、同観光局が連携して公園づくりを進める。

 店内には「行田の餃子(ぎょうざ)」や行田在来青大豆を使った「行田納豆」(ひしや納豆)、「青大豆きな粉」(土土)、「山本の奈良漬」など地場産品に加え、土偶や埴輪(はにわ)、古墳グッズ、国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」に記された115の文字をデザインしたネクタイやハンカチなど150種類の商品が並ぶ。

 軽食販売は「行田の餃子バーガー」(450円)や前方後円墳をかたどった「行田古代米カレー」(820円)「鉄剣ピザドッグ」(550円)のほか、地域の学校給食で親しまれている森乳業とコラボした「わたぼくソフト」(牛乳、コーヒー、ミックス、各350円)、「わたぼくアフォガード」(550円)など。店内外にイートインスペース(15席)を設ける。

 オープン当日は地元の人や花見客などが訪れ、買い物をしたりソフトクリームを食べたり行田在来青大豆を使った商品の試食をしたり、記念撮影したりする姿が見られた。近所に住むという女性は「奈良漬を買った。いろんな商品が置いてあって楽しい」と話していた。県外から古墳と桜を見に来たという女性2人は「朝5時に出てきたのでキッチンカーのお弁当がうれしい。人が集まっていてにぎやかだと行きたい気持ちになる」「満開の桜が本当にきれいだった。来年も見たい」と話していた。

 オープンセレモニーで、石井直彦行田市長は「新しい観光拠点ができた。市民の皆さんと共に楽しい施設に、これから一緒に育てて行ってほしい」と呼びかけた。おもてなし観光局の富山紀和事務局長は「地域の魅力を知ってもらおうと、土偶や埴輪、古墳グッズにも力を入れている。新たな観光拠点オープンで市内事業者も新商品の開発など熱量がすごい。皆張り切っている。この拠点を生かして市内をにぎやかにしていきたい」と話した。

 営業時間は9時30分~17時。月曜定休。

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