食べる 見る・遊ぶ 買う

水城公園周辺で「行田春まつり」 マルシェや市民活動フェアで地域の魅力発信も

晴天の下、公園通りに並ぶ露店と春まつりを楽しむ来場者(昨年の様子)

晴天の下、公園通りに並ぶ露店と春まつりを楽しむ来場者(昨年の様子)

  • 74

  •  

 「行田春まつり」が5月13日、水城公園周辺(行田市水城公園1249)で開催される。

行田春まつりの案内チラシ

[広告]

 明治初期から始まったと伝わる祭り。毎年徳川家康の命日(4月17日)に行われている。2020年、2021年はコロナ禍で中止し、2022年は月1回のマルシェイベント「ぬまのほとりであいましょう」(以下、「ぬまほと」)を合わせて開催した。

 当日は、公園通りで植木や物産品を販売するほか、ステージイベントとして「忍城おもてなし甲冑隊」演舞、よさこい、キッズダンス、コンサートなどを行う。マルシェイベント「ぬまほと」も同時開催し、工芸品、アクセサリー、野菜、果物などの販売、ワークショップを展開する。今年は隣接する「コミュニティーセンターみずしろ」内の「市民活動フェア」も加わり、市内の活動団体がワークショップやパネル展示、販売で行田の魅力を発信する。

 マルシェイベント「ぬまほと」初開催時からアクセサリー販売を行っているという「Take it easy!」の木村秋茜さんは「『ぬまほと』は子どもが楽しめるハンドメードや企画が中心のイベント。春まつりでは普段来ないお客さまが自分たちの行っている活動に触れるきっかけにしたい。特に、年に一度の春まつりにマルシェや市民活動団体が一緒に参加することで相乗効果を生めばより楽しい祭りになる」と話す。行田市市民活動サポートセンター事務局の松本奈尾さんは「あまり周知されていない市民活動を知ってもらう機会になれば。活動団体同士が交流する場となり相互で共同する事業展開につながる可能性もある」と意気込む。

 行田春まつり実行委員会メンバーの野本翔平さんは「子どものころから毎年楽しみにしていた祭り。植木を祖父と一緒に見た記憶が今も鮮明に残っている。歴史ある祭りだから継承していきたい。今年は当たり前に露店が並ぶ祭りが戻ってくる。祭りは非日常体験だが、市民の日常の暮らしを豊かにする形にも展開していきたい。水城公園は町の中心で風通しもよく自然豊か。『行田春まつり』を通じて多様な価値観に出合い、新たな行田を発見してほしい」と話す。

 開催時間は10時~16時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース