深谷市が舞台のアニメ「リーマンズクラブ」にちなんだ地元応援団「そば蔵おかべ応援団」の設立式が1月28日、道の駅おかべ(深谷市岡)で行われた。
設立式には同商店街連合会のメンバーと埼玉工業大学のした学生らが参加
2022年にテレビ放送されたアニメ「リーマンズクラブ」は、実業団バドミントンチーム「サンライトビバレッジ」に所属するメンバーの日常を描いた物語。作中には、深谷駅、深谷市総合体育館「深谷ビッグタートル」、ネギ畑など深谷市民になじみの風景が登場する。
「そば蔵おかべ応援団」は「道の駅おかべ」が主体となり立ち上げた。「サンライトビバレッジ」のライバルチーム「ミツホシ銀行」を応援する。「ミツホシ銀行」のチームマークが、道の駅おかべにあるそば店「そば蔵」のロゴに似ていたことからライバルチームを応援して地域を盛り上げようと企画した。メンバーは道の駅おかべのスタッフ。
「そば蔵おかべ応援団」設立のきっかけは、深谷商店街連合会と埼玉工業大学(深谷市)の学生で取り組む「リーマンズクラブを盛り上げるプロジェクト」から。「アニメとコラボするだけでなく、ファンと世界観を共有したい。深谷を訪れるファンとアニメについて語り合える場を作っていこう」との思いから、深谷商店街連合会では「サンライトビバレッジ深谷商店街応援団」を立ち上げ、コラボ商品を発表してきた。
当日は応援団設立宣言やじゃんけん大会、「ネギジンジャー」で乾杯、「ネギ神社」への寄付で「奉納ネギ」配布。バドミントンを使ったストラックアウト、オリジナルポストカード配布などが行われた。団長は「アニメの中で主人公とライバルが闘い、助け合い、成長していくように、お互いライバルで、シャトルでは競い合うが、商売では手を取り合い、地域の元気に取り組みたい」と意気込む。
来場した同アニメファン女性の一人は「サンライトビバレッジの白鳥尊と宮澄建のファン。ストーリーもいいし声優さんが豪華なのがいい。これからもアニメで盛り上がってほしい」と笑顔を見せる。