
埼玉パナソニックワイルドナイツのチーム本拠地・熊谷で現在、ジャパンラグビーリーグワン・プレーオフトーナメント進出を機に応援ムードが高まっている。
熊谷市内の大型商業施設5館(アズ熊谷、ティアラ21、ニットーモール、八木橋百貨店、イオン熊谷店)と市内参加店が5月17日からポスターを掲出。チームを応援する「まちなか元気事業」の一環で、ポスター1200枚を参加企業や施設、熊谷市役所、熊谷駅などのほか一般店約20店を含む市内一円に掲示し、街中をワイルドナイツブルーに染める。4年目となる同企画で、今季のポスターに採用されたキャッチコピー「さあ、共に頂へ。」は、例年の「優勝おめでとう」や「感動ありがとう」といった結果をたたえる言葉から一新。チームと地域が一丸となって頂点を目指す姿勢を表し、ポスター中央に配置した試合前に円陣(ハドル)を組む選手たちの姿は、地域がチームを力強く後押しする思いを込めている。
5月17日からは、「クマPAYチャージカード」やワイルドナイツカフェ食事券などを抽選で進呈するウェブ企画「応募抽選」を展開。5月24日・25日は、対象施設のライン公式アカウントを友達追加した人に向け、プレーオフ準決勝に挑むワイルドナイツのネーム焼き印入り「どら焼き」を5施設各日100個限定で無料配布する。どら焼きは和洋菓子店「三河屋」(熊谷市箱田)が製造を担当する。
「熊谷まちなか元気事業実行委員会」実行委員長の松本邦義さんは「2021-22年シーズン以来、3年ぶりの優勝を町全体でサポートする。ラグビーで市民と地元店が一つになって、地域全体で埼玉ワイルドナイツを熱く応援し、プレーオフも町も盛り上げたい」と意気込む。