「第70回星川夜市」が7月11日、熊谷市の中心市街地を流れる星川沿いで行われた。
夏季と冬季を除く毎月第2土曜に開いている「星川夜市」は、星川通り片側約200メートルを車両通行止めにして飲食販売やクラフト雑貨、リラクセーション、縁日イベント、活動PRなどのブースが市内外から出店するナイトバザール。2018(平成30)年10月、県「NEXT商店街プロジェクト」としてスタート。市民有志が実行委員会を立ち上げ、住民に楽しんでもらおうと運営を続けている。回を重ねるごとに、野外ライブや実行委員会ブース、イベント企画のほか、企業や大学と連携した社会実験が行われるなど、「まちづくり」の実践にも活用されてきた。当日のみボランティア活動をする「星川夜市サポーター」には、地域の人と関わりたい人やイベント運営に興味がある人が集まるという。
70回の節目となった当日の来場者数は2252人だった。近隣地域からの出店や、新規オープン店、スタート当初から出店している地元店、市民活動を広めるPRブースなど。キッチンカーや実店舗を含む55店が出店した。出店者からは来場者や出店者の交流を喜ぶ声や、夜市の集客効果を実感する声が聞かれた。
実行委員会が企画したイベントは2つ。国土交通省が提唱する水辺の空間を楽しむ参加型プロジェクトで星川の川床を使った「水辺で乾杯」では、来場者が飲み物や食べ物を持ち寄り、合図に合わせて「かんぱーい」の掛け声で星川での乾杯を楽しんだ。大きなルーレットに付けた風船を的にする「星川ダーツ」も行った。
実行委員リーダーの木村俊太郎さんは「自分が楽しんでやっていないと続かない。毎月準備はルーティン化しているので、それほど大変ではなくなってきた」と話す。「まちづくりといって何か大きなことをしなくても、皆が楽しく過ごせれば、まちのにぎわいにつながっていく」とも。実行委員メンバーからは、節目を意識せず8年を振り返る声も聞かれた。
次回の開催は10月10日。