日本さくら名所100選に選定されている「熊谷桜堤」周辺で4月1日、市内外からよさこいチームが集まり踊るイベント「くまがや桜よさこい」が開催される。
10回目を迎える同イベント。地元よさこいチーム「熊舞(ゆうまい)」が、つながりのあるチームを招いて桜を見ながら踊るイベントを提供し、もてなしたいと企画。市内外から29チームが参加する。
会場はJR熊谷駅南口から程近い熊谷桜堤脇の荒川公園と、桜堤を挟んだ河川敷ラグビー場の2カ所。朝10時から次々と踊り、舞を披露する。
イベントはコンテスト形式で行われ、審査員のほか各チームが1票を自分以外のチームに投票できる。桜満開大賞、準大賞をはじめ感動賞、笑顔賞、今年は最多参加賞も用意する。
「看板もグッズも手作りのイベントで、スタッフは年末から準備してきた」と話す実行委員長の蓮沼富久恵さん。「10年という節目を迎えられるのは、協賛企業、地域住民の皆さま、参加チームの皆さま、観客の皆さま方々の支援、協力とお力添えのおかげ」と感謝を口にする。「この10年の間に東日本大震災があった。イベントは中止し当日は募金活動を行い、『仙台みちのくよさこい祭り』実行委員会へ義援金を送ったことが印象に残っている。同じ活動をするチーム同士、今もつながっている」とも。
「今年も『くまがや桜よさこい』から、笑顔と元気を発信する。満開の桜と笑顔満開のよさこい各チームを見に来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。