熊谷市は2月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月22日に予定されていた「第30回記念熊谷さくらマラソン大会」を中止すると発表した。
新型コロナウイルスの感染が拡大していることから「参加者の皆さまをはじめ、大会に携わる皆さま、そして市民の皆さまの安全と健康被害の拡大防止の観点から、やむを得ず大会を中止とする」と説明している。
桜の開花時期と重なれば花見ランも楽しめる同大会。ハーフマラソンや10キロ、5キロ、2.5キロ、1.5キロ、親子マラソンなど、8536人が参加する予定だった。今年は30回記念大会として30回連続エントリーの表彰や「さいたま国際マラソン」出場権贈呈など特別企画も予定されていた。
参加予定者には後日、参加賞(一般参加者にはTシャツとクールタオル、小中学生にはスポーツタオル)とプログラムを郵送し、次回大会に優先的に申し込めるようにするという。参加費の返金はしない。
同様に新型コロナウイルスの感染拡大を受け、深谷市の「第14回ふかやシティハーフマラソン」(2月23日)、鴻巣市の「第38回鴻巣パンジーマラソン」(3月7日)、羽生市の「第37回藍のまち羽生さわやかマラソン大会」(3月8日)も中止が発表されている。