熊谷市、八木橋百貨店カトレアホールで8月24日、障がい者支援イベント「ampかわいいサミット」が始まった。主催はNPO「CILひこうせん」。

ワークショップ、イベントステージのチラシ

　「障がいのあるひとたちが作るかわいい！おいしい！おもしろい！が大集合」をコンセプトに開く同イベントは今回で9回目。県内外から障がい者施設や団体など30以上の出展がある。

　ampかわいいサミットの「amp」は、art! meet Performanceの頭文字を取ったもので、アンプ（音声を増幅する音響機器）で「みんなの思いを集約して増幅したい」という主催者の願いも込められている。

　会場内には手作り雑貨や小物など「かわいいグッズ」が所狭しと並べられ、来場者は自由に手に取ってみたり購入したりできる。アート展示や事前予約なしで参加可能なワークショップ、イベントステージでのコンサートも企画する。

　初日は熊谷市のNPO「ゆめたまご」が、障がいのあるメンバーが制作した裂き織りの洋服を紹介するファッションショーを開き、にぎやかにオープニングを飾った。熊谷出身のシンガーソングライター森圭一郎さんのライブも行われた。

　「ゆめたまご」の中島恵さんは「毎年出店しているが、毎回障がいのある方たちの作品にハッとさせられる」と話し、「コンサートやワークショップもあるので遊びに来てほしい」と呼び掛ける。

　26日、27日には地元ゆるキャラの「ふっかちゃん」「えんむちゃん」「行田豆吉」が来場予定。

　開催時間は10時～18時（最終日は16時まで）。来場無料。今月28日まで。