JR行田駅で7月1日 、駅舎や観光案内所など駅周辺のライトアップが始まった。
駅周辺では、開業60周年の還暦を祝う周年企画も予定する。7月4日には一日限定イベントも
道路や工場向け照明大手の岩崎電気埼玉製作所が、JR東日本行田駅開業60周年記念イベントにライトアップで協賛し、ハレの日を祝おうと企画した。
行田駅北口から徒歩2分の場所にある岩崎電気埼玉製作所は、1960(昭和35)年6月に操業開始。同社上席執行役員で照明ソリューション事業部商品開発部長兼埼玉製作所長の早川弘幸さんによると、操業当時はまだ行田駅はなく、従業員は熊谷駅からバスで通勤していたという。その後、1966(昭和41)年7月に行田駅が開業。早川さんは「社員が日常的に利用するようになり、製作所とほぼ同じ歴史を歩んできた」と振り返る。
行田市から駅開業60周年記念イベントの話を聞いた埼玉製作所社員から、「日頃からお世話になっている駅をライトアップしてはどうか」と声があったことから、これまで行田市、JR東日本と連携してライトアップ企画を進めてきた。
ライトアップするのは、駅舎と観光案内所、駅前広場、周辺の樹木など。同社の最新技術「LEDフルカラー投光器」「デジタル制御機器」を組み合わせ、瞬時の点灯・消灯や多彩な色再現で演出する。「忍城(おしじょう)」をイメージした「白」、市内を流れる川の水を表現した「青」、歴史と伝統の城下町・行田市をイメージした「オレンジ」、埼玉古墳群の「緑」、古代蓮・行田蓮の「紫」など、行田市の象徴的なイメージを光で鮮やかに彩る。
同社ではこれまでも、市総合公園の「蒸気機関車お色直しプロジェクト」でSL貴婦人に照明器具を寄贈するなど、地域貢献を続けてきた。早川さんは「光は夜間の安全・安心を確保するだけでなく、街の魅力を高めて元気にする力がある。家族や友人と一緒にこのライトアップを見て、心が安らぎ、会話が生まれて、人々のつながりが強くなることを願う」と思いを込める。「行田駅開業60周年を光で祝えることを、埼玉製作所員一同とてもうれしく思う。これを機に多くの人が行田市を訪れ、地域がさらに明るく元気になれば」とも 。
駅周辺では、開業60周年の還暦を祝う周年企画も予定する。7月4日は一日限定イベントとして、東口駅前広場で「こども駅長制服撮影会」や缶バッジ作り体験、多彩なグルメが並ぶキッチンカー出店を行うほか、駅コンコースでは「JR東日本よろず相談会」を行う。当日は、岩崎電気埼玉製作所の駐車場も来場者向けに開放する(10時~22時)。
駅構内では、ペットボトルキャップを使った「キャップアート展示」、開業からの歩みを振り返る「行田駅60年のあゆみ写真展」を行うほか、郷土博物館や古代蓮の里など市内4カ所の観光施設を巡る「行田市観光スタンプラリー」も行う。
ライトアップの点灯時間は19時~22時。7月12日まで。