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熊谷で今秋、初音楽フェス開催へ 「一緒に作るフェス」へ、ボランティア会合も

「モルタルレコード」の山崎さん

「モルタルレコード」の山崎さん

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 熊谷「彩の国くまがやドーム」で今秋開催される音楽フェス「WAKE UP FES」のボランティアスタッフによる初ミーティングが5月1日、クマガヤプレイス及びコミュニティーサロン「キューノ」で行われた。

集まって意見を出しあうメンバー

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 熊谷周辺地域で音楽をきっかけに人と人をつなぐイベントとして開かれる同フェス。市内でイベント企画などを行う「モルタルレコード」の山崎やすひろさんが中心となって立ち上げ、イベント名には「まちおこし=起こす(wake up)」の意味を込めた。

 「みんなで一緒にイベントを作りませんか」とボランティアスタッフ募集の呼び掛けたところ、この日10代から60代まで約30人が集まった。

 イベント概要やスケジュールなどを説明した後、山崎さんら実行委員から「イベント会社が運営するフェスは当日盛り上がるだけ。それでは面白くない」「熊谷と周辺地域を巻き込んで、フェスが始まる前から商店街や他のイベントとタイアップしたり、フェス限定の目印をつけて参加する気分を盛り上げたりして、フェス当日まで『何か面白そう、楽しそう』と町中を沸かせたい」「開催後もアフターイベントを企画して、次年度へつなげていきたい」などの意見が上がった。

 「いろいろな人が関わることが大切」と山崎さん。集まったメンバーそれぞれに「何がしたいか、何ができるか」や、今までに参加したフェスについて「良いところ、改善した方がいいところ」を聞き、意見を出し合い進行を進めた。

 山崎さんは「ボランティアスタッフという名前で募集しているが、皆が運営スタッフ。自分たちのフェスとして作り上げてほしい」と話した。「周りにフェスを一緒に作ってみたいという人がいたら紹介してほしい。さまざまな才能を持っているのに発揮できてない人も、普段はフェスに行っている若者にも、一から作ることの大事さや難しさを知ってもらえれば」とも。

 今後は、6月初旬にチケットとなるラバーバンドを販売する予定。同バンドを周辺地域の店舗や他のイベント時に提示すると、さまざまな特典が受けられるようにしたいと提案する。イベント当日まで毎月さまざまなイベントスペースを使い、トークセッションやミニライブも企画。出演アーティストの発表は7月を予定している。

 同フェスは10月7日、熊谷スポーツ文化公園彩の国くまがやドームで開催。ボランティアスタッフは「モルタルレコード」とコミュニティーサロン「キューノ」で受け付けている。

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