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深谷ねぎまつり 福ねぎ配布や炭火で一本丸焼きも、旬のネギ味わって

深谷ねぎの魅力を伝えて「深谷市でねぎが嫌いな子どもをなくしたい」と実行委員メンバー

深谷ねぎの魅力を伝えて「深谷市でねぎが嫌いな子どもをなくしたい」と実行委員メンバー

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 「深谷ねぎまつり」が1月29日、深谷駅近くの瀧宮神社(深谷市西島)で開催される。

深谷駅南口からすぐの瀧宮神社。道の駅おかべ、アクアパラダイスパティオから無料シャトルバスの運行もある

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 市内外から20以上のブースが出店し、「深谷ねぎ」を使ったフードやスイーツ、深谷ねぎまつりオリジナルグッズの販売をする「ねぎの市」やネギを1本丸ごと炭火で焼いて食べる「深谷カルソッツ」、「深谷ねぎ」を品種ごとに販売する「深谷ねぎ販売」を開催。無病息災を願って神社に奉納したネギを「福ねぎ」として来場者に配布する。戸丸義之実行委員長は「深谷ねぎを通じて『食』への感謝の気持ちを共有し深谷ねぎの魅力をアピールしたい」と話す。

 100年以上続く深谷の恒例行事にしたいと、2013(平成25)年から深谷市民が有志で運営してきた「深谷ねぎまつり」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年、一昨年は神事のみ行った。2年ぶりの開催について戸丸委員長は「まちの人から『待ってたよ』『開催を決めてくれてありがとう』と声を掛けてもらい、祭りが認知され、待ち望まれていると感じて本当にうれしい」と笑顔を見せる。

 深谷カルソッツは「深谷ねぎ」(1本=100円、ソース3個パック=100円)を販売し、各自が炭火でネギを焼き、焼き立てを食べてもらうイベント。「ねぎの市」では「深谷ねぎふらい」(カフェバー佛蘭西)や「ねぎのガパオ炒めごはん」(LOTUS Cafe)「若鶏のネギソースかけ」(中國料理 萬来)「深谷ネギたっぷりミネストローネ」(Cafe&Dining PORTO)など「深谷ねぎ」を使った料理のほか「深谷ねぎだんご」(御菓子司中瀬屋)「深谷ねぎのジェラート」(魁ジェラート)なども並ぶ。コロナ対策を呼びかけながら飲食用スペースも設ける。ネギを通じた交流が広がり、群馬県下仁田町役場は「下仁田ねぎ」を販売、駐日英国大使館ウェールズ政府関係者がリーキ(西洋ネギ)とラム肉の伝統料理「カウルスープ」を販売、初出店する。

 戸丸委員長は「毎年おいしいが、今年のネギは特に台風の影響も受けず、秋は温暖で、最近は冷え込みが厳しく、甘みも増している。深谷ねぎは品種名ではなく深谷地域で生産されるネギの総称。旬を迎えた品種を4~5種類そろえるので、食べ比べてもらい、おいしい深谷ねぎを味わってもらえれば」と話す。「自宅で深谷カルソッツが楽しめる『おうちで深谷カルソッツ』の受け付けも行う」とも。

 開催時間は9時~15時。入場無料。

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