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熊谷で「歴史ロマン映像アーカイブス事業」作品公開&報告会

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 「歴史ロマン映像アーカイブス事業」の作品公開と報告会が3月26日、熊谷市商工会館(熊谷市宮町)大ホールで行われた。

秋の紅葉風景と共にドローン撮影が行われた国宝妻沼聖天山。「歴史ロマンを感じる存在感を放っている」と山下さん

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 熊谷アーカイブス研究会と江南文化財センターの市民協働「熊谷の力」事業の一環。熊谷市の歴史文化や史跡、人物、食文化などを映像作品として発信することで、地域内外に地域の文化遺産を知ってもらおうと企画した。

 全25作品の4K映像は昨年8月~12月に撮影し、熊谷アーカイブ研究会のプロデューサーの萬年康平さんがドローン撮影を担当した。萬年さんは「新たな技術を駆使した撮影によって、地域の良さを再発見する機会になった」と振り返る。

 この日は、「妻沼聖天山・歓喜院聖天堂・貴惣門」「星渓園」「長島記念館」「常光院」「星川彫刻プロムナード」「安楽寺・九品仏」「坂田医院旧診療所」の7作品を公開した。会場には、市内外から映像制作を行う専門家や文化財に興味がある人など約30人が集まった。参加した50代女性は「地元の文化財散歩がしたくなった。まだ安楽寺は訪れたことがないので、楽しみが増えた」と話す。

 熊谷アーカイブス研究会の田中直美代表は「市内の歴史や文化を映像化する難しさと楽しさの両方を感じることができた」と話す。ナレーションを務めたフリーアナウンサーの山本あやめさんは「一つ一つ場所を巡り、情景を思い出しながら声をのせた。見どころ満載な熊谷の魅力の発信に注目したい」と笑顔を見せる。担当学芸員は「身近な素晴らしい歴史文化や土地の風土に触れて、映像を通して擬似体験することができる。多角的な撮影により、地域の新たな一面に光を当てることになった。シティプロモーションを発信する為の動画コンテンツは非常に重要」と力を込める。

 今後は、文化庁100年フードに認定された「五家宝」や「踊る埴輪」「金子兜太句碑」など全作品を国立国会博物館と熊谷市の博物館サイト「熊谷デジタルミュージアム」で公開するほか、ユーチューブ配信も予定している。

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