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埼玉ワイルドナイツがニュージーランドの強豪に快勝 国歌でもてなしも

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 埼玉パナソニックワイルドナイツ2月4日、ニュージーランドの強豪チーム「ギャラガー・チーフス」と熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で対戦し、38-14で勝利した。

国際試合前に行なう儀式「ハカ(HAKA)」

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 ジャパンラグビーリーグワンの4チーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」「埼玉パナソニックワイルドナイツ」「横浜キヤノンイーグルス」「東京サントリーサンゴリアス」とスーパーラグビー・パシフィックに所属するニュージーランドの2チーム「ギャラガー・チーフス」「ブルーズ」による全4試合の交流戦「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」の一戦。所属するリーグ上位同士の対決となった。

 当日は、熊谷ラグビー場に7561人のラグビーファンが駆け付けた。序盤から勢いよく攻撃をかけるチーフスに対し、ワイルドナイツは規律を守り我慢強くディフェンスを続け、徐々に主導権を握っていく展開になった。先制トライを奪った坂手淳史キャプテンに続き、密集から抜けた瞬間を捉えた小山大輝選手もトライし前半を14-0で折り返す。後半は2トライを許すも、マリカ コロインベテ選手、マーク アボット選手がトライし、終了間際には山沢京平選手もインターセプトしてトライ。松田力也選手が成功率100パーセントでコンバージョンゴールを決め、38-14でワイルドナイツが快勝した。

 スタジアム前南広場では、ニュージーランドからはるばる熊谷へ訪れたチーフスの選手とファン、スタッフを歓迎しようと、ボイストレーニングチーム「golden beryl(ゴールデンベリル)」がニュージーランド国歌の練習会を開いた。その場に居合わせた来場者に歌詞カードを配り、「ニュージーランド国歌は、ラグビー好きなら一度は聞いたことがあると思う。まずは一緒に歌って」と声をかけてキーボードで音を取り、一節ずつ練習してもらった。マオリ語と英語で言葉と音を確認した後、集まった全員で斉唱。初めて目にする歌詞を指で追いながら歌う人、メロディーにハミングで合わせる人、W杯の時に歌ったことがあるという人も加わり、チーフスファンが動画撮影する様子も見られた。ゴールデンベリルの福田萌さんは「予想以上に集まってくれて良かった。ラグビーが好きなので、熊谷に来て試合してくれる両方のチームを歓迎して盛り上げたい」と話していた。「いつか熊谷でニュージーランドと日本が対戦する機会があれば、また皆さんに呼びかけたい」とも。

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