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JR籠原駅で「おかえりマルシェ」 カラフル野菜など、仕事帰りに

湘南新宿ラインや上野東京ラインなど、多くの列車の始発終着駅となっているJR籠原駅で開催する「おかえりマルシェ」。当日収穫した野菜を販売する

湘南新宿ラインや上野東京ラインなど、多くの列車の始発終着駅となっているJR籠原駅で開催する「おかえりマルシェ」。当日収穫した野菜を販売する

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 JR籠原駅の改札前で野菜を販売する「おかえりマルシェ」が12月3日、始まる。

カラフル野菜、野菜の詰め合わせなども販売

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 平日、仕事帰りの時間帯に地元の新鮮野菜を購入する機会を提供しようと、第1・第3火曜の夕方から駅で開くマルシェイベント。

 彩り野菜を生産する農家「ヤサイロファーム」が企画した。同野菜ソムリエの岡安留美子さんは「地元の農産物直売所で販売しているが、仕事帰りの時間には閉まっているから利用してもらいにくい。商品が売れ残ってしまった時のフードロス解消のことも考えて、何とかしたい」と、時間をずらして駅で野菜を販売するアイデアを思い付いたという。「ヤサイロファーム」は、埼玉県北部の利根川流域で活動する農家。野菜ソムリエが選んで栽培する、旬で新鮮なカラフル野菜やレアな西洋野菜をテーマに、普段から都内などのイベントに出店。珍しい色や形の野菜を販売して旬野菜の魅力を発信したり、野菜ブーケを提案したりしている。

 マルシェで販売するのは、当日収穫した長ネギやカラフルにんじん、カリーノケール、紅芯大根、ビタミン大根、ロメインレタス、カリフローレ、カブ、キャベツ、ミニ白菜など。暮らしに合わせて手軽に購入できる野菜の詰め合わせ(500円~)を販売するほか、カラフル野菜を中心に単品でも販売。それぞれ野菜の説明と簡単なレシピも付ける。

 岡安さんは「販売当日に収穫した新鮮な野菜をお届けしたい」と意気込む。「畑の最寄り駅が籠原でもあり、働く人々が帰宅途中に立ち寄りやすい時間帯に設定した。販売する仲間を増やし、地産地消を広めて、マルシェから地域のにぎわいにもつなげられれば」と話す。

 開催時間は第1・第3火曜、18時~20時30分。

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