フルーツサンド専門店「3℃_sand_(サンド)」(深谷市西島町)が6月3日、リニューアルオープンした。
JR深谷駅北口に近い市営駐車場の向かいにある同店。ガラス扉とストライプのテント、三角形のロゴが目印。店主は美容師でもあるchervil(チャービル)丑久保さん。昨年4月からフルーツサンドを販売、友人と運営していたが、それぞれが独立を考えるようになり、オープン1年を区切りに丑久保さんの店としてリニューアルオープンを決めた。
メニューは、イチゴやメロン、パイナップル、マンゴー、マスカットなど旬の果物をメインに、自家製生クリームやカスタードクリーム、キャラメルクリームなどさまざまな組み合わせで仕上げたフルーツサンド(490円~)のほか、フルーツゼリーを使ったドリンクメニューやバナナシェイク(600円)、フレッシュフルーツなどを季節に合わせて用意する。
「シンプルに果物のおいしさを伝えたい」と言う丑久保さん。旬の果物を仕入れ、デコポンは花のように開いた半実が中央に、メロンやマンゴー、パイナップルも大ぶりなカットで、それぞれサンドイッチに挟まっている。クリームたっぷりで「食べ応えがある」(丑久保さん)のも特長。丑久保さんは「大人でも口いっぱいに頬張るくらいのボリューム。これならお子さんが口の周りベタベタにしても当たり前で、しかられることもなさそう。きっとみんなが笑顔になれる」と笑顔を見せる。「食べて終わりではなく、記憶や思い出に残る商品作り・店作りを目指している」とも。
店名に添えた「フルーツトレジャーズ」というフレーズには、大好きな果物とたくさんのお客さまやスタッフ、家族、仲間、大切な人と一緒に果物を探検し「未来へ旅に出よう」という丑久保さんの思いも込めているといい、「お客さまやスタッフ、仲間との縁を大切にしたい」と力を込めた。
開店時間は12時。売り切れ次第終了。木曜・金曜・土曜のみ営業。