料理教室「彩りの方程式」が12月8日、熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」で行われる。主催は「Food Labo. Factory」。
「Food Labo. Factory」が掲げる「知る・感じる・触れる」をテーマにした地域活性化プロジェクト「Waku Waku Cooking Show」の一環。当日は、熊谷市の中心市街・星川にある飲食店「台所や -DAIDOKOROYA-」のシェフ・KIYOEさんと店主の野上広大さんを講師に招き、「お弁当」「彩り」をテーマにプロの技術を学ぶ。
会場では、「深く考える」=講義、「手を動かす」=実習、「耳を傾ける」=実食&トークショーの3要素でプログラムを展開。参加者は、講師と対話したり実際に手を動かしたりしながら調理技術を学び、彩りや盛り付けの理論について理解を深める。
「Food Labo. Factory」を主宰する須永公人代表は「『台所や』さんはカウンター4席の店だが、食事やケータリングなどあちこちから声がかかるほどファンが多い。特にお弁当の華やかな盛り付けが映えることでも知られている。そこには理論があると聞き、今回タイトルを方程式とした。プロの技と知識を持ち帰って使ってもらいたい」と話す。「弁当の箱を開けた瞬間に感動や喜びが生まれる。家族や大切な人とのコミュニケーションのきっかけになれば」とも。
調理師で食育インストラクターのKIYOEさんは「年末年始に向けて人が集まる機会が増えると思うので、そんな時に使えるコツや家庭で再現できるレシピをお伝えしたい」と話す。
須永さんは「今後も地域の人と食文化をつなぐ活動を展開していく。県北で食の仕事に携わる人にスポットを当てて、まずは知ってもらい、触れ合う機会を作ることで、実店舗や活動に足を運んでもらいたい」と話す。
開催時間は10時30分~13時30分。受講料=6,000円(教材費・昼食代込み)。事前申込制。申し込みは、Peatixで受け付ける。