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「道の駅 はなぞの」のコンテナカフェが3周年 深谷野菜ふんだんに、おいしさ届けたい

「深谷の野菜をもっと身近に、もっと楽しく」「たくさんのお客さまに届けたい」と笑顔で話すスタッフ

「深谷の野菜をもっと身近に、もっと楽しく」「たくさんのお客さまに届けたい」と笑顔で話すスタッフ

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 「道の駅はなぞの」内のコンテナカフェ「FARMY CAFE~Curry stand~」(ファーミーカフェ カリースタンド)(深谷市小前田、TEL 048-598-4879)が4月20日、オープン3周年を迎えた。

タマネギの甘みとスパイスの利いたカレー。お薦めは「10種の深谷野菜カレー」

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 関越自動車道花園インター近く、道の駅はなぞの敷地内にある白いコンテナ。ビンテージアメリカンスタイルの店内は、落ち着いた雰囲気のインテリアと照明でまとめられている。カウンター3席、テーブル20席、テラス12席を設ける。

 「深谷の野菜を召し上がれ。」をコンセプトに、深谷産の野菜や肉、卵などを契約農家から仕入れ、素材を生かした料理を提供する。メニューはタマネギの甘みとスパイスの利いたカレーをベースにした、「10種の深谷野菜カレー」「花園産大豆とゴボウの親子キーマカレー」(以上913円)、「深谷キャンプBBQカレー」(1,001円)の3種類の定番メニューをはじめ、ニンジンの自家製ドレッシングで食べる「深谷産ケールのサラダ」(440円)や「野菜と果実のスムージー」(528円)、田中農場の宝玉プリン(517円)など。「野菜を作る生産者と消費者をつなげるきっかけづくりを提供したい」と地産地消メニューを用意している。

 店長の菅原由美さんは「野菜を煮込まずに素揚げしてトッピングする『10種の深谷野菜カレー』がお薦め」と話す。素揚げすることで野菜の甘味とうまみが凝縮し、野菜そのものの味を楽しめるという。旬の時期には深谷市特産の「深谷ねぎ」を丸ごと一本使った「ねぎスープ」も提供している。菅原さんは「家庭ではなじみの薄いイタリア野菜や新品種の野菜も積極的に取り入れ、色鮮やかで見た目にもこだわって作っている」と話す。「今、お薦めの野菜はケール。苦みもなく食べやすいので、サラダやスムージーでチャレンジしてみてほしい」とも。

 3周年を迎え、道の駅内にある「ふっかちゃんミュージアム」や「屋台ギャラリー」、物販コーナー「R140ショップ」「ふかやセレクト」に訪れる人が立ち寄り、毎月来店する県内外からのリピーターも付いた。菅原さんは「平日は地域の方を中心に、休日は県内外のお客さまも利用してもらっている。野菜のおいしさが伝わって『家でまねしたい』と早速、隣りの農産物直売所へ寄る方もいてうれしい」と話す。「これからも深谷産野菜のおいしさを届けていきたい」とも。

 営業時間は9時~18時。

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