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埼玉ワイルドナイツが開幕14連勝 「ラスボス」150試合出場記念セレモニー開催も

「ラスボス」と呼ばれる堀江翔太選手。ゲームキャプテンを務め先発出場した

「ラスボス」と呼ばれる堀江翔太選手。ゲームキャプテンを務め先発出場した

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 ジャパンラグビーリーグワン1部第14節が4月8日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われた。

前半6分、敵陣深くで相手をかわし、トライする堀江翔太選手

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 埼玉パナソニックワイルドナイツはこの日、25-12でリコーブラックラムズ東京に勝利し、開幕から14連勝となった。観客数は6186人。

 試合は、北関東特有の「からっ風」と呼ばれる強風が吹き荒れる中、リーグ公式戦出場150試合を達成した堀江翔太選手が開始6分に先制トライ。場内は歓声に沸いた。その後、松田力也選手がコンバージョンゴール、ペナルティーゴールを決め、相手に1トライを許すも前半を13-5で折り返した。日が沈み後半に入っても風は強いまま。ワイルドナイツは風下でボールが流される場面もあったが、辛抱強く追加点を挙げ接戦を制した。

 試合終了後には堀江選手の150キャップを祝う記念セレモニーが行われ、堀江選手は笑顔で家族からの花束を受け取り、両チームの選手らと記念撮影を行った。場内は「祝!150cap」「あとは任せた!ラスボス」「150おめでとう」と書かれた手作りボードやうちわ、「ラスボス参上」や名入りの青いタオルを掲げるファンの姿があった。

 熊谷市内で飲食店を経営しているという女性は、試合前にチームストアで購入した「ドレッド」を仲間と一緒にかぶり、「(ワイルドナイツの)外国人選手がよく食べに来てくれるので、店のスタッフや常連客みんなで観戦した」と堀江選手の150試合出場を喜んだ。2019年のラグビーワールドカップで堀江選手を知ったという小学生は「堀江選手の髪型が目立っていて、皆でスパゲッティ選手と呼んでいた。ワイルドナイツの試合を見ると、自分も頑張ろうと勇気が出る」と話していた。

 リーグワンによると、公式戦の150試合出場は史上8人目という。堀江選手は「いろんな方のおかげで、いつの間にか150キャップに達していた。どこまで出場記録を伸ばしていけるか分からないが、これからもチームに貢献できるようにいいプレーをしていきたい」と意気込む。

 熊谷ラグビー場での次回ホストゲームは4月15日、静岡ブルーレヴズと対戦する。

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