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「熊谷駅前短編映画祭」初開催へ ノミネートの17作品上映

ポスターを手に来場を呼びかける長谷川総支配人

ポスターを手に来場を呼びかける長谷川総支配人

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 「第1回熊谷駅前短編映画祭」が2月3日・4日、熊谷駅直結の映画館「シネティアラ21」(熊谷市筑波)で開催される。

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 地域の映画文化を育成しようと地元企業や団体が実行委員会を立ち上げ初開催する。映画祭を通じてクリエーターを発掘し、映画作品と熊谷を訪れる映画製作に関わる人たちをつなぐ機会をつくり、優れた作品の上映機会増に貢献するという。

 全て1作品30分以内の短編映画で、全国から寄せられた応募作品122件の中から入選した17作品を上映するほか、「花火があがるまち ~第71回熊谷花火大会記録映像~」を特別上映。グループ(A~E)に分けて約1時間ずつ上映し、上映後に各監督が舞台あいさつを行う。

 グループAは熊谷市内のライブハウスを舞台にした「また、ライブハウスで」(坂本幸基監督)のほか「古写真」(中村好伸監督)、「網戸」(中江伶乙監督)、タイムループ青春ドラマ「クチビルのはしっこ」(ワタナベカズキ監督)。グループBは「super sunset」(沖田かおり監督)、「独りになるまで」(加藤大志監督)、「サカナとコーヒー」(サヤマサスケ監督)。グループCは「つくもさん」(鹿野洋平監督)、「Perfect・Nervous」(佐野大監督)、「あなたが言うなら」(八木橋ゆり監督)。グループDは「海辺のこころ」(木寺智裕監督)、「ミヌとりえ」(全辰隆監督)、「君の僕の詩」(岡本崇監督)。グループEは「鳥も死にきれないよ」(山村もみ夫監督)、「カレーの匂いがした」(門田樹監督)、「駆け抜けたら、海。」(十川雅司監督)、「深骨」(節田朋一郎監督)。

 審査委員長は放送作家で映画活動家の松崎まことさん。審査委員はフリーライターの岩井桃子さん、和歌山大学観光学部教授で「Japan World's Tourism Film Festival」代表の木川剛志さん。ゲスト審査員として映画監督の入江悠さんを招く。

 実行委員で同館の長谷川隆一総支配人は「映画祭の出品作品はそれぞれメッセージ性が強い。映画を通して何か感じるものや心を豊かにできる機会でもあると思うので、映画好きの方はもちろん、普段こういった作品を見ない方にも来てもらいたい」と呼びかける。「全国の短編映画や観光映像に注目して、上映機会を増やしていければ」とも。

 3日はノミネート作品の上映で、料金は前売り=1,500円、当日=2,000円。4日は入江悠監督作品「ビジランテ」を10時から上映し、舞台あいさつも行う。料金は前売り=1,000円、当日=1,300円。授賞式は4日の12時から。3日・4日のチケットか半券持参で入場できる。チケットは現在、同館で販売しているほか、2月2日22時までオンラインフォームで事前申込を受け付ける。

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