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深谷ネギと「ふっかちゃん」モチーフの手拭い 「粋な大人」に向け販売へ

ふっかちゃんをモチーフにした手拭い

ふっかちゃんをモチーフにした手拭い

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 深谷市の文具店「さやま」(深谷市西島町、TEL 048-573-0380)は7月13日、深谷ネギとご当地キャラクター「ふっかちゃん」をモチーフにした手拭いを発売した。

カラーは3種類、左から橙(だいだい)・苔(こけ)・浅葱(あさぎ)

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 文具専門店として印刷物のデザイン制作や店舗用の販促制作、オリジナル商品も販売する同店。同市ご当地キャラクター「ふっかちゃん」の関連グッズは、キャラクター誕生から100種類以上を開発・販売している。

 「大人が使えるオシャレなふっかちゃん」をテーマにした同商品。サイズは幅36センチ、長さ101センチでやや長め。カラーは3種類あり、深谷ネギに囲まれたふっかちゃんと筆文字が目を引く「橙(だいだい)」、ふっかちゃんの日常を表現した「苔(こけ)」、暴れ熨斗(あばれのし)風ねぎのデザインが粋な「浅葱(あさぎ)」をラインアップする。

 デザインを担当したGONSYさんは「ふっかちゃんは、さまざまな世代に人気があるが、大人が好んで使うような凝ったデザインの雑貨が少なく、和物アイテムも珍しいことから提案した。本染めならではの風合いを損ねないように、昔ながら意匠を現代風にアレンジした。ポーチや巾着など、お祭りで使うような小物の生地としても使ってもらえるとうれしい」と話す。

 注染という昔ながらの技法を用い、絵柄を切り抜いた型紙を生地に当て防染糊を付け数十枚重ねた上から染料を注ぎ染める。型紙の作成から染めまで全工程を職人の手作業で行うという。

 同店の佐山敏雄さんは「一般的な手拭いよりも滑らかで柔らかい風合いの生地を選び、機械彫りではなく手彫りの型を使っている。注染手拭いの持つ柔らかさ、表裏のない仕上がり、にじみやゆらぎなどの表情の豊さは、大量生産のプリントでは再現できないもの」と笑顔を見せる。「仕上がりに注染特有のバラつきがあり味わいがある。職人の技と息づかいが感じられる日本の伝統的な手拭いに仕上がった。粋な大人に持ってもらいたい」とも。

 価格は1,944円。さやま本店、SAYAMAアリオ店、サヤマセカンド(ネットショップ)で販売する。

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