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熊谷で「雪くま」新作発表 タピオカミルクティー味やフルーツトマトチーズ味も

新作(時計回り)「タピオカミルクティー」「トライ」「焦がしほうじ茶のオレンジショコラ」「フルーツトマトチーズ」

新作(時計回り)「タピオカミルクティー」「トライ」「焦がしほうじ茶のオレンジショコラ」「フルーツトマトチーズ」

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 日本一暑い町、熊谷を代表するご当地グルメ「雪くま」の新作発表会が6月26日、熊谷市役所(熊谷市宮町)で行われた。

会場では市民らが列を作った

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 雪くまは、熊谷の水を使った氷を使い、雪のようにふんわりとした食感に削られた氷にオリジナルのシロップや食材を合わせた熊谷のご当地氷菓。この日は市内31店舗から成る「雪くまのれん会」から4店舗がオリジナリティー溢(あふ)れる新作を発表、集まった市民らに振る舞った。

 シノン洋菓子店の新作は「タピオカミルクティー」。濃く煮出した紅茶に練乳と生クリームを加えてコクを出し、2層仕立てで氷が解け始めても最後まで濃厚な味を楽しめるよう計算した。和・洋菓子三河屋はローストアーモンドと焼き菓子をラグビーボールとゴールポストに見立てたチョコレートソースの「トライ」、9月に始まるラグビーワールドカップをテーマにした。

 植竹製菓はフルーツトマトとクリームチーズを使った「フルーツトマトチーズ」でラグビー日本代表のユニホームをイメージ、爽やかなトマトの酸味とチーズのうま味で新たな味にチャレンジした。茶の西田園は「焦がしほうじ茶のオレンジショコラ」を発表、香ばしいほうじ茶とオレンジをゼリーとジャムで層に仕立て、生クリームチョコを上にかけ大人の味に仕上げた。

 配布前から会場に行列ができ、どの店舗にも注目が集まった。市役所からのメールで発表会を知ったという市内在住の女性は「4店舗それぞれに個性があってどれにしようか迷う。お店で定番のものを食べるのもいいが、新しい味の発見がありそうで楽しみ」と話していた。「トライ」を食べた親子は「濃厚でコクがあるがアイスではなく氷だったから最後までさっぱり食べられた。2店舗目にもチャレンジしたい」と話していた。

 西田園の小林伸光さんは「雪くまの提供で市内外のみならず県外からの来店客も増えている。今年はラグビーワールドカップもあり熊谷へ訪れる方も大勢いるはず。ラグビーの試合前後に市内を観光してもらい、ぜひお店で『雪くま』を味わっていただければ」と話した。

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