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熊谷・妻沼にマーラータン専門店「五福麻辣湯」 具材と辛さを選んで

店主の常見進一さん(左から2人目)とスタッフら

店主の常見進一さん(左から2人目)とスタッフら

 麻辣湯(マーラータン)専門店「五福麻辣湯」(熊谷市妻沼中央、TEL 090-4591-5666)が5月18日にオープンした。

麻辣湯。緑タケノコ、魚卵団子、コーン幅広麺など約15種類(2,000円)

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 妻沼行政センター向かい、和風の店構えにパンダの看板が目を引く。店名の「五福」は中国の古典に由来する「寿・富・康寧・好徳・考終命」の5つの幸福を表す。店主の常見進一さんは「妻沼にある福運・厄よけの神として信仰を集める『妻沼聖天山』にちなんで、縁起がいいポジティブなイメージの明るい店にしたい」と店名に決めた。群馬県高崎市の「孔府麻辣湯(コウフマーラータン)」の姉妹店。店舗面積は約45坪。席数は、カウンター=5席、テーブル=8席、座敷席=32席。

 麻辣湯は、中国の四川省を発祥とする「麻=花椒のしびれる辛さ」「辣=唐辛子のピリッとした辛さ」が特徴のスープ春雨。牛骨と豚骨、鶏のモミジで炊き出し、漢方にも使われる花椒(かしょう)、ショウガ、クミン、ナツメなどの香辛料を使い、薬膳スープに仕上げたもの。具材は、牛肉、豚肉、ラム肉、干し豆腐、魚卵団子、キクラゲ、エビギョーザなど約50種類、モチモチした食感の幅広の春雨、コーン麺、中華麺など麺類8種類、自家栽培の小松菜、春菊、パクチーなどの野菜8種類を用意する。客は、ボウルを手に持ち、ショーケースから好みの麺や具材を選び取って、レジで計量する。スープの辛さは4種類(無辛・普通・中辛・大辛)から選び、調理場で煮込んだものを席へ提供する。価格は、それぞれの具材の重さで決まる。100グラム=385円~。

 常見さんは中国出身で、17歳の時に来日し、熊谷市妻沼地区で暮らした。都内で飲食店を経営していたがコロナ禍で閉店。慣れ親しんだ妻沼に戻り、農業法人を立ち上げた。「自分の作った野菜を食べてほしくて、野菜をたくさん使う麻辣湯に決めた。好きな具材を組み合わせて好みの一杯を作ってほしい」と話す。「初めの頃は、日本の習慣が分からなかったが、妻沼の人たちが寛容に受け入れてくれ、日本の生活に馴染めるよう支えてくれた。私はこの町と人が好き。食から地域の健康と幸せを支える店にしたい。力の及ぶ限り頑張る」と意気込む。

 営業時間は11時~21時。

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