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熊谷で「さくらホルンの会」が演奏会 ホルンの幅広い響き、楽しんで

取材した日は、古野淳さん(元東京フィルハーモニー交響楽団)の指導を受けた「さくらホルンの会」のメンバー

取材した日は、古野淳さん(元東京フィルハーモニー交響楽団)の指導を受けた「さくらホルンの会」のメンバー

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 「さくらホルンの会」第7回演奏会が4月29日、熊谷文化創造館さくらめいと月のホール(熊谷市拾六間)で開催される。

さくらホルンの会第7回演奏会の案内チラシ

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 埼玉県と群馬県のメンバー13人で構成するホルンのアンサンブル団体。平均月2回練習を行っている。2014(平成26)年から定期的に演奏会を開いていたが、新型コロナの影響で2019年の演奏会を最後に中止していた。コロナ禍で練習場所も制限され出演できるイベントもなく、発表の場がなかった。活動自粛期間を経て、4年ぶりの演奏会開催となる。

 当日は、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のメインテーマやクラシックの定番曲「エグモント序曲」、幅広い世代になじみのある「魔女の宅急便メドレー」などさまざまなジャンルの曲を演奏する。代表の西尾元秀さんは「ホルンの荒々しさやオーケストラに負けない幅広い響きを楽しんでほしい」と話す。

 一般に知られているホルン以外にもさまざまなホルンがあることを知ってもらいたいと「ホルン紹介コーナー」も設ける。アルプスの山から来たような長い「アルプホルン」をはじめ、「ウィンナホルン」「ワーグナーチューバ」、団員手作りのホルンも紹介する。西尾さんは「通常、オーケストラのホルンは4人。楽曲の中にはホルン8重奏もあることから分かるように、ホルンは音域が広く、フルオーケストラにも引けを取らない豊かな響きや表現も可能。幅広いホルンの音色を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 18時開演。入場無料。

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