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熊谷で美術史家「会津八一」の書画掛け軸公開 解説会交え

ちらしを手に来場を呼び掛ける青山さん

ちらしを手に来場を呼び掛ける青山さん

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 明治から昭和時代に活躍した美術史家「会津八一(あいづやいち)」が書いた掛け軸の特別公開が3月2日、コミュニティースペース「二十二夜(熊谷の結わえるトコロ)」(熊谷市中西、TEL 090-5419-0922)で開かれる。

「特別企画 会津八一の芸術に触れる」

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 昭和の頃から「二十二夜」の蔵に保存され、後に熊谷市上之の古刹・龍淵寺に収蔵された美術品の一つで、美術史家・歌人として活躍した会津八一直筆の書画掛軸2点を特別公開するイベント。

 会津八一は明治生まれの歌人(雅号は秋艸道人=しゅうそうどうじん)。書家、美術史研究など幅広い活動で知られ、書道をたしなむ人には聞き覚えがある人物。当日は会津八一の生涯と芸術論序説、一美術史家と熊谷短歌文化の関わりなどを解説、熊谷に残された会津八一の芸術と向き合う場を設ける。

 イベントでは、市内万吉産のイチゴと米を販売。コーヒーと焼き菓子、日本ワイン、ベトナム料理、オルゴナイト、熊谷染なども出店する。「多種多様なアートやカルチャー、グルメ」を楽しめる企画を予定する。

 開催時間は10時~16時。入場無料。解説会は11時~と14時~の2回。

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