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熊谷・梅林堂がワイルドナイツ選手サイン会 ラグビー神社大祭、地元店も集まる

サイン会の様子。野口竜司選手(左)小山大輝選手(右)

サイン会の様子。野口竜司選手(左)小山大輝選手(右)

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 ラグビー・埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、ワイルドナイツ)の小山大輝選手、野口竜司選手が6月17日、和洋菓子店「梅林堂箱田本店」(熊谷市箱田)で記念イベントに参加した。

ラグビー神社大祭の様子。ラグビー神社は2019年W杯開催に合わせ「地域とスポーツ振興のため」店内に建立された

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 熊谷ラグビー場で行われるワイルドナイツのホストゲームに合わせて、試合観戦後に徒歩や自転車で帰宅するファンへ、生サブレ「やわらかゴールドプレーン」1枚を配布している梅林堂。「ラグビー神社大祭&埼玉パナソニックワイルドナイツ準優勝大感謝祭」として、ジャパンラグビーリーグワン2022-23で準優勝したワイルドナイツと地元ファンを結び、地域全体でチームを盛り上げようとイベントを企画し、昨年に続き開催した。

 当日12時から行われた小山選手、野口選手のサイン会には、250枚の整理券を求めて朝から行列ができた。色紙や持参したユニホーム、Tシャツ、ラグビーボールなどにサインをもらう参加者も多く見られ、選手は写真撮影にも気軽に応じてファンと触れ合った。サインを手にした人たちは「選手が身近に感じられてうれしい」「大好きな選手と話せた」と笑顔を見せた。市内在住の男性は「高校時代、担任の先生が元ラガーマンだったことからラグビーに興味を持った。ワイルドナイツの試合はいつも見に行っている。これからも応援する」と話す。

 小山選手は「暑い中をたくさんの人が集まってくれて驚きとともに感激。『頑張って』『傷は大丈夫ですか』などの声をかけてもらってうれしかった」、野口選手は「クラブハウスの前でファンの皆さんと話すことはあるが、改まってのサイン会は初めて。『来シーズンも頑張って』との応援をもらい、モチベーションが上がった」と話した。

 同日、店内に建立されたラグビー神社(寿康神社)の大祭も行われ、梅林堂の栗原良太社長ら関係者と両選手も参列。川端康稔宮司(上之村神社)が祝詞奏上、玉串奉奠(ほうてん)などの神事を執り行い、一般客も参拝した。

 敷地内の広場には「熊谷お土産フォーラム」として市内の和洋菓子店など全10店が出店。熊谷のご当地かき氷「雪くま」や五家宝、地酒、ラグビーグッズのほか、同神社のご神体を制作した「各務ガラス工房」(熊谷市末広)のガラス製アクセサリー体験ワークショップが並び、約600人の来場者でにぎわった。栗原社長は「昨年に続き、地域活性化のためとワイルドナイツを応援すべく企画した。チームの活躍とともに熊谷がさらに発展するよう、今後も地域で力を合わせて盛り上げていきたい」と話す。

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