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八木橋百貨店で「かわいいサミット」 アートや雑貨、スイーツなど40団体出店

40団体が出店し、展示作品や販売商品など1万点以上が並ぶカトレアホール

40団体が出店し、展示作品や販売商品など1万点以上が並ぶカトレアホール

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 障がいのある人たちが作る「かわいい」作品を集めたイベント「ampかわいいサミット」が8月23日、八木橋百貨店8階のカトレアホール(熊谷市仲町、TEL 048-523-1111)で始まった。

会場を紹介する「14th ampかわいいサミット実行委員会」の杉浦英俊さん(右)と齋藤貴美子さん(左)

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 14回目を迎えたイベントのテーマは「風の時代~私たちは危機を乗り越えた~」。新型コロナの影響で2020年は中止し、昨年、一昨年は販売のみの縮小開催だった。今年はステージパフォーマンスを週末のみ復活させ通常開催に近づける。

 会場内には手作りの雑貨や裂き織り作品、陶器、布・革小物、多肉植物、木工、ビーズ製品のほか、クッキーやシフォンケーキなどの焼き菓子、煎餅、ハチミツ、水耕栽培野菜、みそ、甘酒などがずらりと並び、壁には絵画やユニークなアート作品を展示、販売する。商品数は1万点以上。

 「amp」には、「art! meet Performance」の頭文字を取った「art=芸術」「meet=会う」の意味のほか、アンプ(音声を増幅する音響機器)で「みんなの思いを集約して増幅したい」という主催者の願いも込められている。埼玉北部を中心に障がい施設や福祉施設など40の団体が出店。利用者が製作した「かわいいもの」「おいしいもの」をセレクトして販売し、その魅力を発信している。

 「このイベントは年に1度、さまざまな団体に関わる人が集まる交流の場、発表の場になっている。百貨店で行うことが福祉に興味や関係がない人にも事業を知ってもらうきっかけになれば」と実行委員会の齋藤貴美子さん。「特にアート作品、アートを取り入れた雑貨、小物は人気がある。個性豊かな作品の中から、自分だけの一点物を見つけてほしい」とも。

 開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。入場無料。今月28日まで。

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