熊谷のNPO法人「AEA英語通訳キッズプロジェクト」（熊谷市宮本町、TEL 070-6612-0205）が4月1日、2019年ラグビーワールドカップと2020年東京五輪・パラリンピック競技大会開催に向けて英語ガイドのボランティアキッズ養成講座を開講する。

「AEA英語通訳キッズプロジェクト事業」の様子

　ボランティアキッズは、地元の祭や観光に訪れる外国人に対し、キッズとその家族が一緒になって、英語を使って見どころの説明や道案内などを通じて交流を図るもの。

　同講座は、ワークショップ、イーラーニング海外スタッフによる英語添削指導、スカイプによる学習相談、外国人と交流する課外活動学習という4つの体験型語学学習（アクティブラーニング）を提供することで、自主的な英語学習を促進するのが狙い。

　同NPO代表理事の赤井由紀子さんは「教育は社会を変える小さなプロジェクトとしてAEAではさまざまな体験を通じて、考える力、創造する力、問題解決する力を身につけていくグローバルキッズを育てていきたい」と話す。

　対象は小学1年生から高校3年生までの英語習得を促進させたい学生とその家族。課外授業の際はその家族の参加が必要。キッズ本人または家族のいずれかが英語検定3級またはそれと同等レベルであることが参加条件となる。

　受講料は月額6,800円。月1回のワークショップは原則として毎月第3日曜に開講。成績優良者にはスカラシップ制度も用意。ボランティア活動証明書も発行する。