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深谷の味を巡る「深谷ねぎフェア」 旬の野菜、味わうコンテンツいろいろ

「スマホで手軽にアクセスできる『深谷ねぎデジタルマップ』で深谷のおいしいを見つけてほしい」と呼び掛ける担当者

「スマホで手軽にアクセスできる『深谷ねぎデジタルマップ』で深谷のおいしいを見つけてほしい」と呼び掛ける担当者

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 「深谷ねぎフェア」が現在、深谷市内全域で行われている。

旬を迎える「深谷ねぎ」を使った逸品が競う「第2回VEGE-1グランプリ」

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 全国有数の野菜の産地である深谷市全体を「テーマパーク」に見立て生産者と観光客の交流・体験イベントの提供を行うなど、まち全体で「野菜をどこよりも楽しめる場所」を目指す取り組み「ベジタブルテーマパークフカヤ」の一環。2022年度に開業するプレミアムアウトレットなど大型施設に多くの人が訪れることを見越し、来訪者の市内回遊を促進させることを目的に先月スタートした。

 フェアの内容は、スマホを使った市内回遊企画「深谷ねぎデジタルスタンプラリー」、旬の深谷産野菜(ふかやさい)メニューで市内飲食店が競い合う「第2回VEGE-1グランプリ」、生産者との交流や体験など「旬のふかやさいイベント」と、旬の「深谷ねぎ」や地元野菜を楽しむコンテンツを用意するほか、新たに「深谷ねぎデジタルマップ」を公開。スタンプラリー実施店や「VEGE-1グランプリ」出場店、イベント、「深谷ねぎ」が購入できる場所も確認できる。深谷市産業振興部産業ブランド推進室の冨田佳祐主査は「マップを見てもらえれば深谷のおいしいものが見つけられる。このフェアを通じて、ふかやさいのおいしさ、楽しさを発信していく」と意気込む。

 デジタルスタンプラリーは市内72のスポットで2次元コードを読み込み、簡単なアンケートに答えてエントリーし、条件を満たしてスタンプを集めると豪華賞品が当たる抽選へ応募できる。深谷駅や「渋沢栄一 青天を衝(つ)け 深谷大河ドラマ館」などの観光スポットをはじめ、「VEGE-1グランプリ」出場各店、「深谷ねぎ」が買える店やイベントなど、スタンプ発行場所は市内全域に広がる。賞品は「深谷牛ロースステーキ」や埼玉県のイチゴ「あまりん」「古代豚布巻きロースハム」など市内生産物、各種優待券など、応募期間により随時更新するという。

 VEGE-1グランプリは、今回のテーマ「深谷ねぎ」を使ったメニューでエントリーする28店舗が得票数を競い合う。旬を迎える「深谷ねぎ」を使った逸品が出そろい、各店の「深谷らしさ」を評価する「フカヤダイナー賞」もある。

 「旬のふかやさいイベント」は「馬場ファミリー農園深谷ねぎ収穫体験」(終日開催、2022年2月28日まで)、「深谷ねぎを使ったお漬物づくりからのイタリアンシェフによるアレンジレシピ」(2022年1月8日、22日、2月26日)のほか、「深谷もやしの製造見学」「白菜キムチ漬け講座」など市内事業者が独自に企画するイベントが多数予定されている。

 同推進室の相模慶主任は「今が旬の『深谷ねぎ』はもちろんだが、深谷は『深谷ねぎ』だけでなくおいしい野菜や農産物もそろっている。フェアをきっかけに深谷を巡ってもらい、生産者と飲食店、深谷に訪れる方をつなぎ、深谷のファンを増やしたい」と話す。

 開催期間は2022年2月28日まで。

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