群馬県太田市と大泉町、熊谷市の合同花火大会「刀水橋花火大会」が11月4日、刀水橋下流左岸の利根川河川敷「とね運動場」（大泉町）で開催される。

花火を担当するのは、「上州花火工房 蟻川銃砲火薬店」。鮮やかな発色、パステルカラーなど色表現に特徴がある

　国道407号線、埼玉県と群馬県を結ぶ刀水橋。橋に隣接する2市1町が、コロナ禍で疲弊した住民に感動と活力を与え、市町全体の活性化に寄与することを目的に初開催。2市1町が協力し、刀水橋花火大会実行委員会を結成。「町に活気が戻ってくるように」との願いを込める。

　打ち上げ数は約1万発。「オープニングスターマイン」をはじめ、「太田市スターマイン」「大泉町スターマイン」「熊谷市スターマイン」とそれぞれの市町をイメージしたプログラムを用意するほか、「大玉スターマイン」「グランドフィナーレ」を予定する。

　花火観覧場所は群馬県側の利根川河川敷。会場の運動場に露店エリアと大会本部を設ける。当日は「パナソニックNO.3駐車場」「大泉町役場」「同新庁舎建設計画地」（以上、大泉町）、「群馬県立がんセンター」（太田市）の4カ所に臨時駐車場を用意。県立がんセンター駐車場から中央第二浄化センターまでシャトルバスを運行する。

　対岸の熊谷市側は打ち上げ場所となるため、熊谷市多目的ゴルフ公園地先（旧妻沼ゴルフ場敷地内）周辺は立ち入り禁止区域になるほか、刀水橋歩道橋は17時40分から打ち上げ終了まで通行止めになる。

　開催時間は18時～19時。