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熊谷市役所近くのカフェで観戦イベント 1人より皆で喜びたい

逆転の場面。歓声を上げ喜び合う参加者。小野さんは「自分の周りに西武ファンがいなくていつも孤独だったが、ここに来て仲間ができてうれしい、と来てくれる半数以上が言ってくれたことがうれしい。これこそ作りたかった世界観」と話していた

逆転の場面。歓声を上げ喜び合う参加者。小野さんは「自分の周りに西武ファンがいなくていつも孤独だったが、ここに来て仲間ができてうれしい、と来てくれる半数以上が言ってくれたことがうれしい。これこそ作りたかった世界観」と話していた

 プロ野球・クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ初戦を観戦し埼玉西武ライオンズを応援するイベントが10月10日、熊谷市役所近くの「CAFE DINING HIKARI(カフェダイニングヒカリ)」(熊谷市末広、TEL 048-594-7839)で行われた。

野球好きが高じて作ったオリジナルカクテル「BLUE LION」

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 店主の小野美香さんは野球好き。埼玉西武ライオンズのファンという。球場にも足繁く通いつつ、2023年のオープン当初から、店内で観戦ができるようにと、毎シーズン10回以上の観戦イベントを開いてきた。

 当日は、パ・リーグのレギュラーシーズン2位の西武と北海道日本ハムファイターズが対戦。ファーストステージ初戦の観戦イベントを企画し、インスタグラムやLINEのオープンチャットで呼びかけたところ8人が集まり、ワンドリンク制で食事やドリンクを楽しみながら試合を観戦した。

 試合は初回、平沢大河選手のソロ本塁打で先制。4回に逆転されたものの、続く5回に西川愛也選手の適時打で2―2の同点に追いつく。6回以降は無失点でつなぎ、迎えた延長10回にカナリオ選手がサヨナラ本塁打を放ち試合を3―2で決めた。

 店内では、最近ファンになった人から数十年応援を続けている人まで、応援歴の異なるファンが集まった。参加者は思い思いに画面を見つめ、サヨナラホームランでは「行った!」の声が大歓声に変わると、立ち上がってハイタッチしながら喜び合う姿があった。試合後には「まずは明日勝つ」「ファイナルでまた会いましょう」と話していた。

 埼玉西武ライオンズの本拠地ベルーナドームまで、熊谷からは車で約80分、鉄道を使うと約2時間。参加した男性は「埼玉県内だが所沢は遠い」と話す。「球場応援の雰囲気ももちろんいいが、大事な場面をしっかり見たいからテレビ観戦が多い」とも。

 小学生の時、高校野球で当時春日部共栄高校のピッチャーが西武に入ったことをきっかけに応援するようになったという小野さん。「ライオンズは生え抜き選手が活躍してるのがいい。FAで出ても新しいスターが次々と芽を出し、活躍を見るとワクワクする」と目を輝かせる。

 年間100試合以上のうち、店で観戦イベントを開いた日の今季勝率は13勝4敗1分。小野さんが「勝ち神様」と呼んでいる栗山巧選手のユニホームを店内に飾ると勝率は10割という。小野さんは「もともと店の営業で球場に行くことが難しいと観戦イベントを開いた。自宅で1人観戦するのもいいが、集まって皆で喜んだり、声援を送ったりして、試合を観戦する機会を設けることでチームの機運を盛り上げたい。西武ファンの輪を作るのが夢なので、我こそは獅子党だ!という方にも来てほしい」とも。

 店では今後、12日の第3戦、勝ち進めば14日~20日にも観戦イベントを予定している。

 ワンドリンクオーダー制。事前予約制。

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