靴店「楽歩堂 熊谷店」（熊谷市本町、TEL 090-4615-5448）が熊谷にオープンして1カ月たった。

店舗外観

　国道17号沿いの「市役所入口」交差点近くにオープンした同店。以前はレコード店だったという京町屋のような外観と入り口の引き戸、大きなガラス窓が目を引く。売り場面積は66平方メートル。健康靴の製造販売を手がける「楽歩堂」（本社＝群馬県）が、10年以上勤めるスタッフに贈る「のれん分け」制度を使い、齋藤烈生さんが運営会社のレオンラーゲンを立ち上げた。

　「楽に歩ける靴選び」「インソールの提案」を掲げて、AI機器で足のサイズや形を正確に測り、歩き方や姿勢の癖をチェック。お客さまの体の状態を聞き、一人一人に合わせた靴とインソールを提案する。「自分の足について知ることでが元から体の健康につながる」と齋藤さん。「米国シューズメーカーaetre社のAI最新測定器を導入し、乗るだけで足の長さや幅、甲のタイプ、体重のかかり方が分かる足底圧などをスピーディーにチェックできる」と胸を張る。「歩きやすいシューズを知ってほしい」とも。

　オリジナルシューズは、かかと周りがしっかりしていて靴のウエスト部分は絞り込んでいるのが特徴という。店内にはウオーキングシューズからタウンシューズ、パンプス、ビジネスシューズ、スポーツシューズまでが並ぶ。サンダルやブーツなど季節商品も用意するほか、インソールの提案では、他店で購入した靴に入れるインソールも製作するほか、履き心地の調整も行っている。齋藤さんは「お客さまにとっての『至極の一足』に出会えるように。喜びと感動を届けたい」と意気込む。

　オープンから1カ月がたち、「わーっと混み合う店ではないが、購入した人の紹介で来店する人がいたり、場所柄、夕方以降にライトが栄えて目立つので『何屋さんだろう』とのぞいていく人もいる」と齋藤さん。「部活動の学生やスポーツ選手にも勧めたい」と話す。

　営業時間は10時～19時。月曜定休。