熊谷市在住のクリエーター・水野麻樹さんの絵画展「水野麻樹展覧会」が9月4日、「アヌーク」(熊谷市筑波、TEL 048-521-3755)で始まった。
「水野麻樹展覧会」展示の様子。「アヌーク」とコラボ開発したオリジナルパッケージも展示する
芸術大学を卒業後、土木デザイナーを経て、現在は地域子育て支援拠点「0.1.2.3さいくまっぺ広場」(本石)で「親子のお絵描きサークル」「工作クラブ」などを行う水野さんが絵画展を開くのは初めて。昨年12月に20年営業したチョコレート専門店から喫茶店に業態変更した「アヌーク」が、2022年から2025年までホワイドデー用のパッケージをデザインしたこともある水野さんに店内をギャラリーとして貸し出す。同様の貸し出しは初めて。
展示テーマは「時間」。日常の時間をモチーフに、さまざまなコスチュームを身にまとった動物たちを主人公にした10点の作品が並ぶ。作品「カラスウリ」では、夜に咲く花に囲まれたネコがお茶を飲む姿を描く。水野さんによると、「一日の終わりにほっと一息つく時間」を表しているという。ウサギの親子を描いた「ひととき」には、「子どもと過ごす時間、キラキラと輝いて大切な…、言葉では言い尽くせない」の言葉を添える。原画のほか、ポストカード2種も販売する。売り上げの一部は「0.1.2.3さいくまっぺ広場」に寄付する。
アヌーク店主・植木昌彦さんは「水野さんの絵はかわいらしく優しい雰囲気で、ヨーロッパのおとぎ話のような魅力がある。チョコレート店を閉店するとき『店舗スペースをギャラリーに』と提案してくれた水野さんに第1号の展示をお願いした」と話す。「ギフトボックスのパッケージを水野さんのデザインでコラボした商品は好評ですぐに売り切れた」とも。
水野さんは「私の作品を楽しんでもらい、アヌークのドリンクで安らぎの時間を過ごしてほしい。また展覧会を開きたいし、今後は絵本にも挑戦するなど、絵を続けてきたことを形にしていきたい」と話す。「私の展覧会をきっかけに、ギャラリーとしての『アヌーク』が地域の人たちに広がって、さまざまな人たちの発表の場になれば」とも。
観覧自由。アヌークの営業時間は12時~18時。金曜・土曜・日曜のみ営業。9月27日まで。客席の利用には喫茶メニューの注文が必要。